失踪も家出も同じとらえ方をされがちですが、はっきりとした違いがこの2つにはあります。
失踪の場合には、長期間にわたって生きているのか、それとも死んでいるのかという消息がはっきりしていないこと、行方が全くもってわからないケースが該当します。
失踪宣告など、法律の手続きも関係してくることになります。
一方の家出は、この家には戻らないという本人の意思によるものが関係しており、違う場所で一時的に生活している状態が家出となります。
誰かが消息を知っていれば、家出という扱いになりますが、誰も知らないような状態になってしまえば、失踪という扱いに変わります。
失踪の場合にはその安否が不明であるのに対し、家出は安否がはっきりしており、しかも、家出をすることを本人の意思で決めていることも絡んでいます。
忽然と姿を消すのが失踪であれば、家出はもう戻ってこないことを何らかの形で宣言し、連絡先をあえて残しておくなどのものになります。
ともあれ、失踪であっても家出であってもいなくなったことには変わりなく、捜索する方法などに変わりはありません。
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