内容証明郵便とは、郵便の差出人が「どのような内容の文章」を「いつ発送したのか」を、発送した郵便局長が証明してくれる制度です。
内容証明郵便の作成には決まりがあり、その一つとして文字数が決まっていることがあげられます。
横書き、縦書きが選べますが、両方ともに1枚520字以内の制限があります。
その文字数を超えた場合には2枚目に記載していくのですが、その分の料金が加算されます。
通常の郵便と違い、重さではなく1枚追加されるごとに料金が加算されていくのです。
またこの文字数制限を守っていない場合、郵便局に持ち込む際に受け付けてもらえません。
他にも制限があります。
固有名詞以外の日本語が使えませんし、文書以外のもの、例えば写真や図面等の資料の送付もできません。
それだけの制限がありながらも、内容証明郵便をつかうのは、証拠作りや相手の出方をうかがう事ができるというメリットがあるからです。
例えば借金問題において借用書が無いと言った場合、お金を貸した証拠がないため、裁判などには訴えにくいものです。
そういった場合に内容証明をうまく使う事で、貸金の返済を迫る事も可能になります。
categories & tags
In BLOG